The big O (のつもりがJibwaのこと)

スウェーデンからアメリカに移った時の悪夢はやっぱり英語。
スウェーデンでは英語で2年暮らせたのだから英語OKと思ったのは
完全な思い違い。まず思い出すのはスーパーマーケットで
塩を買った時の事とコンパネを買いにお使いに行った時のこと。
アメリカに着いて間もない頃、あの広いグローサリーストアで塩を
見つけられなかったので、店員さんに聞いたのよ。
ソルト、ソールト、サァールトなどと懸命にがんばったけれど、だめ。
店員さん、優しい人で一生懸命考えて、どんなものだ?何に使う?と
聞いてくれるのだが、これがまた私をどつぼに突き落とす。
最初からスペルを書けばよかったのだけど、ささやかな自尊心が
邪魔したの。し、塩ぐらい買えるさ、お、俺だって、である。
あああ、で、自尊心の90%をかなぐり捨ててスペルをS・A・L・Tと
言ってみたの。通じませんでした。ううう。あの、発音L問題です。
残りの10%も投げ捨て、雪舟さんみたいに涙で床にスペルを書きました。
通じました。
おおー、ソーゥト !!
二人とも大仕事の後のようにため息とともに肩を落として
ぐったり疲れたのでした。
コンパネのお使いの場合はW問題。LR問題は知っていたけど
Wの発音問題のことは知らなかったので、プライウッド、うっど、うっど、うっど。
建築資材店に来てるのだから、多少発音が悪くても分かってくれるはずと思い、
それより”Wood”の発音ができない自分を信じたくなかったのですね。
「お前ら英語理解できんのか!!」という思いが、ちらと頭をかすめ
しまいには意地悪されてるんだと思ったぐらい。
店が忙しく店員さんがイライラしてきたのでここでも
涙のスペルとなったのでした。
ふぅーと肩を落とし、かいていた大汗をぬぐったら、やっと笑ってくれました。
中高生の皆さん、恥ずかしがらずL・RはもちろんTh・V・Wの発音は
しっかり訓練しましょう。
あ、Sit とShit の違いもかなり重要。
その頃まだ仔犬だったJibwaにお座りを教えようと毎日工房で
しっとジブワ、しっと、ジブワしっと、しっと、と繰り返していたら
工房のスタッフ(俺以外は女性5人)が見かねたというより聞きかねて
代表が教え諭しに来てくれました。
「Kaki,あなたがジブワに教えているのは・・[これ](身振り)で・・
・・[これ](身振り)・・ではない」
もう。。。_| ̄|○

英語ネイティブ犬ジブワの苦悩は
「どっちなんだぁ!」と深いものだったのでしょう。
だから腰の位置が定まらなかったのね、ごめんジブワ。
中高生の皆さん、できますか?
できない人はこれもしっかり教えてもらいましょう。
ああ、The big Oの話にたどり着けなかった。
あ、もうひとつ思い出した、B-Jobのこと。

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