サッポロビール園へ行く

昨日の夕方、最初に修行させてもらったガラス工場の社長の奥さんが
札幌に来ているので、出てきたら晩飯ご馳走してくれるという。
もう飯よりも飲ませていただこうと思っているから、
そそくさと着替えて車ではなく電車に乗る。
何を食いたい?どこか行きたい店はあるのかと聞かれたので、
サッポロビール園へとお願いする。
何でいまさらそんなところへ?と言われたけれど、ひるまず
「いやー、札幌にきたらまず行かなきゃと思っていたんですが
一人だと行けないですから。」と説得力の無い答えだったが
しょうがないわねとOKが出る。
日ごろ発泡酒ばかり、しかも第3のビールといわれるやつ
ばっかりだったので工場直送本場本物新鮮ビールを
おもいっきり呑みたかったのですね、
ビールって高級酒だしさ。
ひとりで呑み放題コースは悲しいし。
園内放送で姫路から高校修学旅行生が来ているようだったので
ウェイトレスのお姉さんに高校生がビール園に来て何をするのだ?
と質問したらソフトドリンク呑み放題なのだと言う。
そういえば白Yシャツちょっと怖めの高校生達がいたな。
怖めが5,6人集まってジュース呑み放題しているすがたを
想像して高校生に同情する。
ビール、おいしゅうございました。
生ラムちゃんちゃん焼き(レア)、おいしゅうございました。
アスパラ料理2種、おいしゅうございました。
生ハム、おいしゅうございました。
筍焼、おいしゅうございました。と円谷幸吉さんのような
心境になる。
その後、ススキノにある同い年のマスターがやってる
バーにご案内する。ゴールデンカップスなどを
かけてもらう。今じっくり聞くといいですね。
メロディーいいし、上手で声もいい。
何より歌い方に品があるもんね。
終電に遅れてしまったのでタクシーで帰る。
相場は6000円ぐらいだけど、呼び込みの人のような
低姿勢と調子のよさで3000円に値切り交渉成功す。
げいじゅつかの威厳とか自信のある態度とは
まったく無縁の一日であった。

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